先日、大阪商工会議所様ご主催の「平成２６年度補正予算」に関する補助金の説明会に行ってまいりました。
３００名の募集枠でしたが、ほぼ満席。
前列に座りたかったので、２５分前には会場に入ったのですが、残念ながら真ん中あたりでした。
私は、お客様が当補助金を申請される予定で、そのお手伝いをする都合がございましたので、参加したのですが、参加者には、中小企業の製造業の経営者や財務総務担当の方が多い印象を受けました。
皆さん真剣にお話を聞かれており、質疑応答では多くの質問があがっており、私では想像だにしなかった核心をついた質問も飛び出しており、説明会前に勉強されているのがよく分かりました。
私も１つ質問をさせて頂いたのですが、、、、
正式な公募要領の発表前でしたので、残念ながら、回答は得れませんでした。
今回の補助事業の概略についてですが、簡単に説明すると、
＜補助事業の目的＞
中小企業が取り組む、革新的な設備投資やサービス・試作品の開発支援
＜対象要件＞
認定支援機関の全面バックアップを得た事業を行う中小企業である事。
１．革新的なサービスの創出
「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出等であり、３～５年計画で、「付加価値額」年率３％及び「経常利益」年率１％の向上を達成できる計画であること。
２．ものづくりの革新
「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した画期的な試作品の開発や生産プロセスの革新であること。
３．共同した設備投資等による事業革新
複数の企業が共同し、ITやロボット等の設備投資により、革新的な試作品開発等やプロセスの改善に取り組むことで、共同事業者の３～５年計画で「付加価値額」年率３％及び「経常利益」年率１％の向上を達成できる計画であること。
ざっと以上のようなことですが、
対象事業の補助額や補助率については、細かく設定されていますので、割愛させて頂きますが、
最寄の商工会議所に連絡して頂くと、親切にお答え頂けます。
※昨年度の補助金では、商工会議所の方に分かり易く説明頂いた経験がありますので、間違いないです。事業計画書も手伝ってくれますよ。
＜＜所感＞＞
今回の補助金もそうなんですが、平成２５年度より補助金にサービスが追加された事が、個人的には非常に大きいです。
当社のお客様の大半がサービス業、いつも、サービス業でも対象となる補助金出ないかな～と思っていたので、、、、
この補助金は大きいです！！是非、使ってもらいたいと思い、商工会議所さんの回し者ではないですが、皆さんにアナウンスしています。
また、もう一つおもしろいと思っていることがあります。
それは、「共同した設備投資等による事業革新」の補助金についてですが、ぜひ、使って頂きたいなと思っているのが、お米や野菜、果物を生産されている農家の皆様です。
政府は、自給率アップやTPPなどの絡みから、農家の方々への補助事業に力を入れており、毎年、農林水産省の補正予算でも各種補助金が出ています。
＜※今回の補助金は、経済産業省＞
そして、農家の高齢化問題から若者が農業に従事するように進めたり、大型農家や集団農家を増やそうとしています。
そこで、従来、農水省の補助金だけを申請していたのを、この「共同した設備投資等による事業革新」の補助金を利用するのが面白いのではないかと思っています。
たとえば、CMでも出ているような、システムを導入して生育管理を行い効率的に農作物を育てたり、共同でコンバインやトラクターなどの農作機を購入して、高齢者の方の畑を耕したり、作った作物をインターネットで販売する仕組み作り等で、利用すれば非常に面白い上、農業の活性化にも繋がるのではないかと思っています。
このように、補助金は素晴らしい使い道、生きる使い方がたくさんあると思いますので、是非とも、利用してもらいたいなと思います。
最後になりましたが、
私は、商工会議所の方の回し者ではありません。
平成26年度補正予算 地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金／地域工場・
公募に関する予告情報が更新されましたので下記にリンクを貼っておきます。
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